前衛のポジションとフォーメーション
前衛のポジションはどのような選手が向いているのでしょうか?
ママさんバレーでは前衛を4〜5人置く攻撃的なフォーメーションが主流になりますが、まずはネットプレーに多く関わるようになるので、ブロックやこぼれ球に対して素早く対応できる選手が適しているでしょう。

また、前衛にセッター、もしくは両サイドのどちらかにセッター配置し、レセプション(サーブレシーブ)のフォローなどもっかしっかり行いたいので、第2セッターとなる繋ぎが上手い選手を配置しておくと連係が上手くいきやすいです。
ですので、前衛の主な役割としてはパスが乱れた時のつなぎや、クイック攻撃、更にはオープントスとクイックトスの中間のトスを上げてセミ攻撃などの速攻を仕掛けていくことです。
そして、前衛のポジションやフォーメーションを決める時には、ネットに強い選手は何人いるのか、速攻を打てるのは誰か、第二セッターになれる選手はいるのか、前衛全ての選手がトスを上げれるのかなどをチエックするといいでしょう。
その上で、攻撃力のあるアタッカーの人数が多ければ、前衛に5人置く(5-1-3)ようにしますし、あまりいないようなら前衛は4枚(4-2-3)ないしは3枚のフォーメーションにして、ハーフの人数を増やしていくと良いです。
いずれにしても、コートに入るメンバーの得手不得手によってフォーメーションは変わってきます。
この元オリンピック銅メダリスト江上由美監修のママさんバレー上達の極意(DVD)では、そもそもどんなフォーメーションがあって、どう配置したらいいのか?チームメンバーの力を最大限に発揮するための方法が分かりますので、ポジション決めなどでお悩みの方は参考になるでしょう。